釧路市のエリアガイド

釧路市は、かつて石川啄木が住んでいた町としても有名で、港文館にある展示コーナーには、旧釧路新聞社に勤めていたときの貴重な資料があります。
レンガ造りのレトロな建物の2階に当時の社屋が再現されており、写真や短歌等の展示品を見ながら、石川啄木の世界観に浸ることができるスポットです。
釧路市は自然と文化を感じることができる魅力的な都市です。
そんな釧路市の産業は酪農が中心で、林業や水産業共に盛んで、様々なものがとれる自然に富んだ地域です。
大規模な食品や製薬工場のほか、国内で唯一の石炭鉱業所があり、釧路市の主力産業として釧路経済の核となっています。
また、釧路市内には海上輸送網の拠点と位置づけられている重要港湾である釧路港や釧路空港があり、北海道横断自動車道の整備も進められているため、交通網が良く、今後、物流機能の高まりが期待されています。


釧路市の歴史

日本一の湿原を擁する自然公園や海等の大自然に囲まれている釧路市は、古くよりこの自然環境から多くの文化や歴史が生まれてきました。
釧路市には、縄文時代の遺跡がいくつもあり、8000~5000年前から先住民族が住んでいたことが分かっています。
北海道といえばアイヌ民族を思い浮かべる方が多いかと思いますが、アイヌ民族についての文献は文化元年に住んでいたことが記載されており、その後、松浦武四郎の日記にも阿寒川沿いにあったアイヌコタンの様子が記されています。
明治時代には、北海道は新政府により開拓が進められ、大きな変革が始まり、現在の釧路市に至りました。




釧路湿原国立公園

バードウォッチングやアウトドアもできる釧路の自然を感じるスポット

釧路湿原は、北海道の東部に広がる総面積26,861ha、釧路湿原総面積18,290haで、昭和55年に日本初のラムサール条約の登録湿地となり、その後、昭和62年に国立公園の指定を受けた日本最大の湿原地です。
周辺は丘陵地と塘路湖、シラルトロ湖などの湖沼に囲まれ、タンチョウ鶴を始めとした水鳥の生息飛来地になっており、多くの野鳥を見ることができる他、キタサンショウウオやエゾカオジロトンボ、イイジマルリボシヤンマ等の希少種も生息しています。
釧路湿原には5つの展望台があり、それぞれ異なった湿原の風景が楽しめるのが特徴です。
特に釧路市湿原展望台は、湿原に自生している「ヤチボウズ」という球形植物をモチーフにした外観をもつ有料の展望と展示施設で、屋上からは湿原以外にも釧路市街や太平洋を眺めることができます。
また、遊歩道も整備されているので、ゆっくりとバードウォッチング、植物観察や釧路川ではカヌーや冬のワカサギ釣り等のアウトドア体験もできます。
そんな釧路湿原は、5~10月にかけて釧路駅から塘路駅まで運行している「ノロッコ号」からも見ることができ、自由席は普通車と展望車に分かれ、展望車は大きな窓と床が高くなっているのが特徴で、見どころのポイントでは減速運転になるため、じっくりと車窓から眺めることができ、1~2月にかけて釧路駅から標茶駅間まで運行している「冬の湿原号」が運行しており、展望車からは一面の銀世界の景色を楽しむことができます。

釧路市動物園

釧路湿原や北海道に生息する動物を見ることができる動物園

釧路市動物園は、国内最東端にある動物園で、約60種390点の動物が飼育されています。
釧路市には釧路湿原を始め、森林も多く、自然環境が整っている土地であるため、多種多様な野生動物の生息地となっています。
総敷地面積が47.8haで国内最大規模の広さを誇り、北海道に住む動物を集めた北海道エリアや湿地の中を歩くことができる木道散策路、水鳥が飛来する小さな池があり、ヒグマやシマフクロウ、タンチョウ等を観察することができるのが、釧路市動物園の最大の特徴です。
また、動物たちの食事の様子が見られる「パクパクタイム」は子どもだけにかかわらず大人にも好評のイベントです。
釧路市動物園の人気者は、ホッキョクグマのミルクで、動画投稿サイトYoutubeでの再生回数が7万回超えるほど話題を集めています。
野生動物保護事業にも積極的に取り組んでおり、動物の保護研究機関として1995年に飼育されているシマフクロウの繁殖に世界で初めて成功した国内唯一の保護育成センターであり、繁殖技術は年々向上し、実績を上げています。
積雪期は園内に歩くスキーコースとそり山が開設され、用具の貸出しもしているので、雪国である北海道ならではの楽しみ方ができる動物園です。


釧路フィッシャーマンズワーフMOO

釧路川沿いにあるショッピングモール

釧路川に隣接するウォーターフロントのショッピングモールで、北海道三大名橋の一つである幣舞橋のすぐそばにあります。
1階は、生鮮市場や道東釧路の特産品が並ぶ市場や釧路の近海に生息する海の生き物を見ることができる大型水槽の「エコポート水族館」、2階は、ご当地グルメを気軽に堪能できる屋台村「港の屋台」や釧路の観光情報や展示をしている「観光交流コーナー」、3階には、ジンギスカンが味わえる「釧路霧のビール園」等の施設が充実しています。
「MOO」とは、「Marine Our Oasis」の頭文字をとった造語で、「海は私達の憩いの場」という意味をもっており、釧路の夢と釧路の風物詩である霧を連想させる釧路市のシンボルとして、多くの応募作品の中から選ばれました。
5月中旬~10月末まで「岸壁炉端」が夏季限定で野外にオープンしました。
釧路市は炉端発祥の地でもあるため、釧路市民だけではなく、観光客からも元祖の味が楽しめると大盛況です。
また、ショッピング施設だけではなく、幣舞橋とMOOをつなぐ総ガラス張りのEGGは1年中花と緑を楽しめる憩いの場であり、いつもの緑という意味の「Ever・Green・Garden」の名の通り冬でも花と緑が楽しめる釧路市民のオアシスとなっています。
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